炭酸の濃度は高いほうが良い?

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炭酸水や炭酸コスメには濃度というものがあります。
なんでもそうですが、私たちは濃度が高ければ高いほど効果があるとか、高級だとか思いがちですよね。

でも炭酸に濃度はどれほど関係するのでしょうか?中には高濃度を強力に訴えている商品もあるので、何らか影響があるようにも思います。
美容効果炭酸濃度には関係があるのかどうか、ちょっと調べてみましょう。

濃度の理解

まずは炭酸の濃度について基本的な理解を持っておきましょう。
二酸化炭素の濃度については単位が「ppm」となっています。あまり聞き覚えの無い単位ですが、「parts per million」の略です。
これは含有量のパーセンテージを表したもので、1ppmは0.0001%に該当します。

これを踏まえた上で、例えば炭酸温泉の濃度について考えてみましょう。
日本には温泉法という法律がありますが、炭酸温泉についてもちゃんと規定があります。温泉として効能があるされる規定は、250ppm、つまり温泉1リットル中、二酸化炭素は0.25g以上溶けこんでいるものが効果のある炭酸温泉であると決められているのです。
これが一つの目安になりますね。

高ければ高い方が良い

実は先ほどの炭酸温泉の例で言えば、血行を促進する効果はたしかに濃度が高ければ高い方が効果が高いという結論が出ています。
実験データは1,000mgまでのようですが、昔から炭酸温泉の多いヨーロッパなどでは、1,000ppmを超えるような高濃度の炭酸温泉が温泉治療には効果的だとされています。

効能は冷え性の改善だったり、高血圧の改善だったりするようで、いずれにしても血行を促進するということですね。
このことを踏まえて、アスリートたちの身体の不調を治療するスポーツ医療では人工的な高濃度炭酸泉を作り、疲労を回復させたり怪我からの復帰を早めるリハビリを行ったりもしているようです。
スポーツ選手には酸素カプセルなども普通に使われるようになりましたが、酸素だけではなく二酸化炭素についてもちゃんと活用されているわけですね。

溶解限度を知っておこう

炭酸ガスがたくさん溶けていればいるほど効果が高いと思えば、スキンケア・コスメにも高濃度を求めたくなりますが、実際には炭酸ガスが液体に溶解するのには限度はあります。
上限は4,000ppmですから、これくらいを目安にすると良いですね。
また、単に炭酸ガスを詰め込んでいるのではなく、ちゃんと肌に浸透させる技術も使われていることが大事です。

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